2023/3/31閉館
2023/3/31閉館しました。20年間ご愛顧いただき誠にありがとうございました。石和温泉 薬石の湯 瑰泉(かいせん)は、山梨県笛吹市石和町の温泉施設です。様々な宝石やパワーストーンを使用した宝石露天風呂や、炉で700°Cに焼かれた「薬石(トルマリン・麦飯石)」の火釜から発する遠赤外線で、身体を芯まで温めて老廃物を一気に排出させる 放熱空間「薬石ドーム」等、癒しの空間にこだわった温浴施設です。
中央自動車道 一宮御坂ICから約10分、山梨県笛吹市にある石和(いさわ)温泉 薬石の湯 瑰泉(かいせん) は本当にオススメです。
少し遠いですが、それだけの労力をかける価値は十分にあると思います。この際、ガソリン代とETCの請求書は恐ろしいので確認せずにシュレッダーへ直行です。
美肌・デトックス・アンチエイジング・減量・ダイエット・リラックス!
薬石の湯 瑰泉ってなに?
- 大手宝石商社が運営する「リゾートスパ」
- スーパー銭湯(石和温泉)浴室には小振りなプールもあります
- 超格安で知る人ぞ知る穴場的宿泊施設
- 広々「薬石ドーム・蒙古火釜」が最高におすすめ!
- レストラン・マッサージ・エステ・あかすりなどが豊富

瑰泉との出会い
世間では、ゴールデンウイークも終わりようやく日常モードに移行する時期の出来事です。妻と二人きりのデートも兼ねて、山梨県では有名な観光スポット 「昇仙峡(しょうせんきょう)」 に初めて行って来ました。山梨県は「ブドウ・モモ・ワイン」がとても有名ですが、そのほかに 日本有数の水晶原産地 だったとは知りませんでした。
GW直後の平日、しかも曇り空ということで観光客はまばらです。メイン通りには天然石ショップがこれでもかとばかりに立ち並んでおりますが、その中のとある店舗にて退屈そうな店番のお兄さんと1時間以上も話し込んでしまいました。
(中略)そんなこんなで帰り際 「薬石の湯 瑰泉」の割引券を頂きました (ありがとうございました)どうやらこちらの宝石屋さんは相当な大手らしく「薬石の湯 瑰泉」の経営母体でもあるとの事です。しかし残念ながら、当日は時間も限られており現実逃避はここまでとし、東京に帰らざる得ませんでした。
2週間、3週間経ったでしょうか?車のダッシュボードに放置していた「割引券」を発見!しかも使用期限間近!おかげで「薬石の湯 瑰泉」との運命的な出会いを成し遂げたのでした。
入館料金は若干高めの通常料金とお得な割引料金
入館料は若干高めの設定ですが十分に価値はあります。高め設定のおかげか不明ですが、静かで落ち着いた空間が保たれています。
料金一覧 | 通常料金 | 割引後料金 |
大人 中学生以上 | 2,100円(税込) | 1,750円(税込) |
子供 3才以上 | 1,050円(税込) | 950円(税込) |
お得に割引料金で利用する2つの方法
次のどちらかの方法で、お得な割引後料金で入館できるようになります。
- インターネット特別割引券( 薬石の湯瑰泉 公式サイト からインターネット特別割引券を印刷かスマホ画面提示でOK)
- 瑰泉倶楽部(入会無料・年会費無料・申込用紙へ記入)
最初は「インターネット特別割引券」を利用して、気に入ったら会員になるのも良いですね。
とてもお得な【会員特典】も見逃せません私も会員になっています。
- 入館料が大人1,750円・子供950円
- 10回行くと次回の入館無料
- 誕生月は1回入館無料
- 誕生月は館内で利用できるお得なチケットプレゼント
入館から退館の流れと館内での過ごし方
幹線道路に面しておりとてもわかやすい立地の上、駐車場はとても広いので車庫入れが苦手な方でも心配ありません。
駐車場内に進行方向・進入禁止方向の表示はありませんので、好き勝手な方向に進んで良いみたいです。初めての駐車場などは暗黙・独自・分かりづらいルールが厄介だったりもしますがこちらは安心です。
- 下駄箱(無料)に履物を入れ、下駄箱の鍵を持って受付カウンターへ行きます
- 受付で入館料の支払いと下駄箱の鍵を預けます
- 「館内着とタオル3枚セット」と「お財布代わりになるロッカーキー」を受け取り入館します
- まずはロッカー(更衣)室で館内着に着替えます(ハーフパンツとTシャツです。汗まみれになったTシャツは途中で無料交換OK)
- お風呂・レストラン・エステ・岩盤浴などお目当ての施設へ向かいましょう!
サービス | コメント |
ボディケア エステ あかすり | 入ってすぐ正面に専用カウンターがあります。 目的のコースが決まったら、空き時間の確認も含めすぐの予約がオススメです。 |
温泉 プール サウナ | 男女それぞれの更衣室からそのまま浴室(温泉・プール・サウナ)へ入れます 屋内温泉・露天温泉・薬石サウナ・小さなプールが用意されています。 石鹸類・歯ブラシ・ボディタオル完備 |
リラックス空間 だんらん (ザコ寝エリア) | (1)入館した側(2)更衣室側からの直行と2通りのルートがあります。大股広げているおば様や、いびきのおじさん、密着度の高いカップルなどが思い思いにくつろいでいます。 館内着でも私服でも大丈夫です(帰り際わたしはいつも私服で妻を待っています) |
貸出本 コミック棚(1) | ザコ寝エリアの奥にあります。本の種類は全てコミック(漫画本)になってます。 こちらの本はザコ寝エリア専用ですが、私も含め多くの利用者の方々は薬石ドームへ持ち出しています。 |
薬石ドーム 「蒙古火釜」 | ザコ寝エリアの先にあります。 更衣室で館内着に着替え、スポーツタオル1枚(入館時に渡される)を持って行きましょう。 熱せられた石釜が時間に合わせて左右どちらからか登場します。その都度に利用者がより熱さを求めて移動していく風景が少し面白いです。 私事ですがココで3時間近く過ごすことが恒例です。 |
岩盤浴 | 薬石ドーム内に2部屋あり、1つは女性専用、1つは男女共用になっています(10人位入れると思います) 男女共用の方は屋外テラスへの出入り口の真横に位置する為、人が出入りする度に雑音が多いので決して静寂な空間とは言えません。 女性専用の方は、場所的に見ても恐らく静寂な空間が保たれているのだと思います。 |
テラス 庭園 | 薬石ドームの奥にある自動ドアから外に出れます。 ウッドデッキやこじんまりとした日本庭園風な庭に、ハンモックやテーブルが設置されています。 |
貸出本 コミック棚(2) | テラスに出る自動ドアを出てすぐ横に「薬石ドーム・テラス持出し用」の本・コミック・雑誌があります。 こちらは、雑誌・小説・コミックが揃っているのですが、貸出本・コミック棚(1)と比較すると量が圧倒的に少ないです。 |
別館休憩室 (無料と有料) | ウッドデッキ沿いにテラスを進むと建物があります。 1階の無料エリアはテレビ付フルリクライニングチェアーが完備されています。 2階は有料エリアですが、利用した事もなければ、利用者を見た事もありません。 繁忙期や夜間帯に人気なのかもしれません。 2階の有料エリアはテレビもなく「本格的に寝る方向け」の仕様のようです |
軽食 カフェ | ザコ寝エリア内にあります。 デザートなども豊富で、お財布代わりのロッカーキーでの清算になります。 無料の「トルマリン浄化水と梅干し」が用意されています。はじめは無料?有料?分かりづらいですが「トルマリン浄化水と梅干し」は無料ですので遠慮なく頂きましょう Tシャツが汗だくになった際は、このお店で交換してもらえます。 |
レストラン | 入館してすぐのボディケア専用カウンターの正面にあるので迷わないと思います。 お財布代わりのロッカーキーでの清算になります |
ネイル室 | マニュキュアの無料貸し出しもあるようです。 場所が分かりづらいですが、「軽食・カフェ」から女性更衣室に向かう通路沿いにある2畳分位のスペースになります。 |
自動販売機 | レストラン入口の前に3台程並んであります。 現金とお財布代わりのロッカーキーのどちらでも購入できます。 館内で唯一現金決済できるのがこの自動販売機だけだと思います。 |
- 十分に満喫したら帰り支度をします
- 最初に借りたタオル(バスタオル1枚・スポーツタオル2枚)は更衣室内の回収ボックスに入れましょう(館内着は受付カウンターに返却)
- 入館手続きをしたカウンターでロッカーキーと館内着上下を返却します
- 清算があればここでまとめて支払います
- 下駄箱の鍵を返却してくれますので帰路につきましょう
- 施設利用中に車に忘れ物をした場合などは、受付カウンターで店員さんに声をかけるとサンダルを貸してくれます

滞在時間は長くても日中の5時間程度が限界です。間違いなく、夜間帯はまた違った環境・違った魅力があるのだと思います。私は6人の子供たちの面倒を見なくて良い短時間をギリギリに利用している為、夜間の利用はとても難しい状況です。より沢山の方々に本当の魅力・不満を伝えるべく、夜間帯の魅力・不満・状況を伝授頂きたいと思っています。情報や体験談をお持ちの方からのご連絡・貴重な情報を心よりお待ちしています。
おすすめポイントは?
断然一番のおすすめは「薬石ドーム・蒙古火釜」になります。その他にも「別館 男女共有休憩スペース」「お食事所」「ボティケア・マッサージ」など、設備・サービス・アメニティともに充実しています。
薬石ドーム・蒙古火釜
炉で700℃に焼かれた「薬石(トルマリン・麦飯石)」が火釜の中からゆっくりと薬石ドーム内に登場します(1時間半に1回登場!)薬石からの遠赤外線がお客様の身体を芯まで温めて老廃物を一気に排出させます。基礎体温を上げる事によって細胞を活性化する自然治癒力を促進し、冷え性や肌あれの方におすすめの放熱空間です。
(薬石の湯瑰泉 http://www.yu-kaisen.jp/ から引用)
普段から岩盤浴へは頻繁に通っているのですが 岩盤浴で唯一の不満は「暇・退屈」 に尽きます。ただひたすらに「ボーッ」と寝ているだけが耐えられません。「リラックスだからそれで良いのでは?」と、自分に言い聞かせてはいるのですが現実はそう甘くはありません。
ここ「薬石ドーム・蒙古火釜」は 単行本・雑誌・漫画本が大量に常備 されています!湿度と温度での故障リスクは自己責任になりますが スマホ・タブレットも持込可能です (結構な人達が持ち込んでいます)
休憩は、日本庭園風のテラス・ハンモック・ザコ寝エリア・TV付リクライニングソファーなど、至れり尽くせりです。
もちろん発汗作用は凄まじいです。これは言葉より体験が一番ですね。しかも嬉しいことに、Tシャツ1枚目と着替え1枚までは入館料に込みです(入館料にはバスタオル1枚・スポーツタオル2枚も込み)
おいしいお水も飲み放題です。小さなカフェ(ファストフード)のカウンターに「トルマリン浄化ミネラルウオーター」が用意されています。 何も注文せずに水だけ頂くのは気が引けますが、みんなガブガブ飲んでますので大丈夫です。 塩分補給用の梅干しも食べ放題です。
私は9割以上「薬石ドーム・蒙古火釜」が目的で、片道2時間の道のりをあししげく通っています。会員申込み時の住所欄に「東京都」と書くのが少し恥ずかしかったです。
石和温泉
本温泉はアルカリ性の泉質+薬石からのミネラル、及び遠赤外線効果でお肌のスベスベ感や身体のポッカポッカが長く続きます。
(薬石の湯瑰泉 http://www.yu-kaisen.jp/ から引用)
男性浴室内は、屋内風呂(ジェットバス・イベント風呂など)・露天風呂・乾式サウナ・水風呂・プールが備わってます(たぶん女性も同じだと思います)さすがは、大手宝石商社の経営だけあり、壁・床・浴槽内・照明など、いたる所に天然石が埋め込まれています。
アメニティ
脱衣所・洗面所・浴室には、基本的なスキンケア用品・石鹸類・カミソリ・身体洗い用のボディタオル・爪きり・ヘアブラシ・歯ブラシ・ドライヤーが用意されています。
入館料に「Tシャツ1枚・着替えTシャツ1枚までOK・バスタオル1枚・スポーツタオル2枚」が含まれています。
更に女性向けには、ネイル室(マニュキュア無料貸し出し)も用意されています。
超格安で知る人ぞ知る穴場的宿泊施設
うれしい事に、365日24時間営業です(メンテナンス日除く)。寝室のようなベッド・お布団はありませんが、休憩所では雑魚寝で一晩過ごせます。24時間を越えての滞在や、週末深夜料金は別途必要なようですが「寝て夜明けを待つだけ」なら十分です。
雑魚寝エリアは夜間になると簡易マットが用意されるらしいですが、夜間滞在の経験がないため見た事がありません。
「あかすり」に、ちょっとビックリ!
年中日焼け肌なので頻度は少なめですが「あかすりエステ」も定期的に利用しています。今まで利用してきたいくつかの店舗と大胆に異なる点が1つあります。正直ビックリ仰天!紙パンツとか身に着けるのが普通じゃないのか!?私の感覚が変なのか?コチラのあかすりエステは 素っ裸でベッドに仰向け ちょとびっくりポイントですね。しかも施術は女性です。
まとめ
自動車で片道2時間かけてまで、ひんぱんに通っている魅力を十分にお伝え出来ていないと思います。ただ、本当に素晴らしい施設であることは間違いありません。もし、少し無理してでも行く機会があれば是非一度足を運ぶべき、数少ない場所だと思います。

これほどまでにリラックスできて退屈しない岩盤浴・サウナはなかなかないと思います。
しかも、よほど繁忙期ではない限り、どこにでもあるスーパー銭湯のような「イモ洗い状態」の大混雑にはなっていません。平日・週末ともに出向いてますが、いままでに大混雑になっていたことはありません。長時間滞在者も多いためか、入館料金が若干高額に設定されているのも大混雑にならない要因だと思います。
大多数の地元の家族連れであふれ返っていたり、若者が大声でどんちゃん騒ぎしているスーパー銭湯状態にはなっていません。少し大人の空間が漂います。もちろん子供も大丈夫ですよ。私も未就学幼児を連れて行き大泣きで、静かな空間を台無しにしてきました。

薬石の湯 瑰泉は、少し無理してでも行く機会があれば是非一度足を運ぶべき、数少ない場所であるとオススメします。
コメント