おはようございます。カラス小僧です。
運悪くハチ刺されにあった時は、慌てずに冷静に対処することを心がけましょう。
初めてのハチ刺されはまだしも 2度目、3度目のハチ刺されはアナフィラキシーショックの危険性が増大 するため特に注意が必要です。
我が息子のために調べた内容を簡素ではありますがまとめてみました。
息子がおでこを刺されてから10日経過後の画像になります。
10日経過してもバッチリかさぶたが残っており、普通の虫刺されとは攻撃力が数倍違うことが確認できます。

ハチ刺されは病院直行不要?
後述するアナフィラキシーショック症状がない場合は、絶対に病院を受診しなければならないわけではないようです(安易な自己判断は控え、心配であれば受診しましょう)
今回は何も分からずに慌てて受診し、デルモベート軟膏0.05%を処方されました。この軟膏はハチ刺され用に特化したものではなく、湿疹・皮膚炎や乾癬、円形脱毛症などの治療に用いられるオールマイティーなお薬です。

ブヨに刺された弟も同じお薬が処方されました。ステロイド外用剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用により、発赤、はれ、かゆみなどの症状の改善されます。
ハチ毒によるアナフィラキシーショック
症状
ハチさんの毒によって、生死に直結する次の様な重大な症状が15分程度で発症するとてもとても危険な状況です。
- 結合組織破壊
- 血圧降下
- 耐えがたい激しい痛み
- 平滑筋収縮
専門的知識が乏しいので安易な説明は避けますが、上記の他にも「嘔吐、吐き気、呼吸困難、じんましんなどの皮膚疾患」など、年齢やその時の体調により様々な症状がみられるようです。
刺された箇所の軽度の痛み以外を感じた場合は、アナフィラキシーショックを疑った方が良いかもしれないですね。
アナフィラキシーショックを発症する人、しない人
体内にハチ毒の抗体を持っている人が、同種のハチ毒に刺された時に発症する可能性があります。
- 過去にハチに刺されたことがあると抗体を持っている可能性がある
- ハチに刺された事がなくてもごく稀に抗体を持っている場合がある(ハチ毒に近い抗体など)
- 短期間の内に繰り返しさされた場合は危険性が増す
ここでは、分かりやすく一言でハチ毒としていますが、実際のハチ毒には非常に多くの分子(種類)が存在しており、体内にある抗体と同じ種類の毒・より近い種類の毒をさされた場合にアナフィラキシーショック症状が起こりやすいと考えられているようです。
危険なハチ(蜂)の種類

Author・撮影者:Yasunori Koide
危険度=スズメバチ>アシナガバチ>ミツバチ
- ミツバチによるアナフィラキシーショックの可能性は極めて低い(原因物質が含まれていないと考えられる)
- アシナガバチによるアナフィラキシーショックによって死亡に至るケースはごく稀である
- スズメバチは毒性も刺された時の痛みも最強である
アナフィラキシーショックによる死亡は一時間以内がひとつの目安になります。言い換えれば、一時間以内の救急搬送で適切な処置を受けることにより、死亡に至ることは回避できる可能性が高いと考えられます。
ハチに刺されそうな場所に行く時は・・・
私はこれを欠かしません。
ポイズンリムーバー(楽天市場で確認)虫刺され後速やかに使用することで、毒による症状(かゆみやはれ等)が劇的に改善されます。
登山・キャンプの大敵であり最高のかゆみへと導かれてしまう「ブヨの毒」にもばっちり効果絶大です。
今回のハチ刺されは友達家族に引率されており、ポイズンリムーバーによる応急処置はしていません。早急な処置があればかゆみや腫れの期間・症状が緩和されていたかもしれません。比較できないのが残念ですが、試し刺されはとてもとてもできません。
↓これは私の推測であり信用度は低いのでご注意下さい。

理論的には「即時毒を吸い出すことで、体内に残るアナフィラキシーショックの原因物質も軽減し、次回刺された時の発症リスクを下げる」ことにつながるのかもしれません。・・・なんて事はないのでしょうか。
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