梅雨も明けたのに全国各地で豪雨と共に甚大な被害が発生しています。
そんな中、渋滞情報・事故情報も表示されていないのに急な大渋滞!その先には、単独事故直後と思われるミニバンがあり得ない方向を向いて大破していました。

緊急車両はどこ?
2017年7月29日22時10分頃 東名高速上り(東京方面)横浜青葉出口1,5km手前
事故現場は片側三車線の高速道路上です。右車線は事故車両から外れたフロントバンパーでふさがれています。左車線は黒いミニバンが、側壁に正面から激突するかたちで助手席側タイヤが外れそうな位にゆがんでいます。残る真ん中車線は細かな部品が散乱しています。
三車線を走行中の自動車すべてが真ん中車線に車線変更して徐行しなければ通過できない状況になっています。
緊急車両はまだ到着していませんし、サイレン音もまったく聞こえてきません。緊急車両の気配すらないので、渋滞当初はまさかこれが事故渋滞だとも思いもよりませんでした。おそらくこの事故はほんの数分前の出来事ではないでしょうか?
スピードの出し過ぎが原因?
事故の瞬間を見ていませんので真相はわかりません。
現場周辺に別の車両も停車していませんので、黒いミニバンの単独事故であることは間違いなさそうです。右車線走行中にハンドル操作のミス、または制御不能になり中央分離帯に激突。バンパーが外れ、ハンドルを操作する間もなく左車線側壁に激突して停車。といった感じでしょうか。
しかも、大きく頑丈なミニバンが大破!相当のスピードが出ていたのではないでしょうか。
所要時間目安20分表示が実際は?
少し手前の横浜町田を過ぎたあたりで「東京(用賀)インター」まで20分と表示されていました。頻繁に通るのですが20分表示はすなわち「渋滞なし」の所要時間で間違いありません。
突然の渋滞発生!何の前触れもなく三車線がいきなり大渋滞です。約20分のらりくらりの走行を余儀なくされました。時刻はちょうど22時頃。23時に世田谷区池尻で大事な待ち合わせの予定です。時間的に十分余裕のはずが一転、とても危うい状況に急転してしまいました。
東京(用賀)インター到着は22時35分頃、横浜町田インターから 目安20分が結局40分以上 を要しました。 それでも事故渋滞にしてはかなり短時間での通過だと思います。待ち合わせもぎりぎりセーフです。あと10分遅く通過していたら、後続車も増え続け間違いなく事故・交通整理の大渋滞に巻き込まれるパターンです。
雨天50km規制手前の交通事故
道路上に設置されている情報板では「横浜青葉から東京インター間は雨天の為に50km規制」の速度規制表示がされていました。ただこの時、事故現場である横浜青葉インター手前も大雨でしたが速度規制はされていませんでした。通常の「100km制限」だったと思います。
速度制限は「絶対安全な速度」ではありませんので、制限内の安全速度での走行が必要です。
規制手前でハイドロプレーニング現象発生
実際に私の運転する車両(スポーツタイプのセダン)でも事故現場の少し手前、時速90km程でハイドロプレーニングが発生していました。一瞬で震え上がるほどの冷や汗ものでした。
今回の事故車両のようなミニバンのほか、ワゴン車など 車高の高い車はハイドロプレーニング現象が起きやすい と言われています。タイヤの溝が減っていれば更に危険度は増してしまいます。
ハイドロプレーニング現象(Wikipedia で調べる)
雨の日の高速走行時に多く発生しやすく、タイヤが水の上に乗ってしまっている感覚になります。それと同時にハンドル操作不能・ブレーキが効かない・車両自体が横滑りするとても危険な現象です。
ハイドロプレーニングに陥ったらタイヤのグリップが回復するまで待つしかありません。特に雨天時の高速道路でのスピードの出し過ぎには十分注意が必要です。本当に冷や汗ものです。
まとめ 明日は我が身
交通事故は例え単独だとしても、安全運転をしていたにも関わらず渋滞に巻き込まれるなど、大勢の人々に迷惑をかける結果になってしまいます。最悪の場合は自分の身内・家族を悲しませる事になりかねません。万一被害者がいたとすればその家族を悲しませ、路頭に迷わせ、自分の家族が生涯に渡りうらまれ、肩身のせまい思いをさせる事だって十分に考えられます。本当に安全運転第一です
私自身の事ですが「自分は大丈夫」的な気持ちがあるような気がします。
ほんと少しのタイミングの違いで、今回の交通事故当事者になっていた可能性も十分に考えられます。雨天時の運転・高速道路での運転に限らず、ハンドルを握る際は十分に、そして精一杯の集中力を持って運転しなければならないと考えさせられました。
免許更新も迎えたばかりです。また今日から 「初心忘れるべからず」ドライバー一丸で安全運転を心がけましょう。
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