腕時計は電池交換のついでに防水検査もやった方が良い?それとも必要ないですか?

腕時計の防水検査 雑記 & 備忘録
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腕時計着用する派?しない派?それぞれだと思いますが、私は絶対にする派です。

携帯電話を持ち歩いていれば「腕時計」の「時計」としての機能は不要であることは重々理解しているのですが、私は常日頃から、たとえコンビニに行くだけであっても腕時計を欠かす事ができない依存症に感染しております。

万が一にも腕時計をせずに外出した場合は、家族は大迷惑もかえりみずにすかさずに取りに戻るほどです。
20個程度の腕時計を自己満足の為に毎日毎日気分次第で使い回すのが息をするのと変わらない日常になっています。

腕時計の防水検査とは?

文字通り「腕時計の防水性能の検査」です。
日常生活強化防水以上の防水性能を備えている腕時計は定期的な防水検査を実施することで、その防水性能を十分に発揮できると言うことです。

  • 非防水時計・・・防水ではない時計
  • 日常生活用防水時計・・・3気圧程度の防水(汗・雨まで・水仕事はだめ)
  • 日常生活用強化防水時計・・・5気圧~20気圧(耐気圧により水仕事~水上スポーツまで)
  • 潜水時計・・・100m以上の防水性能(表示水深までの耐圧性・防水性)

パッキン性能の経年劣化や傷などによって防水性能が損なわれていないか確認して、必要であれば部品交換や修理を施します。

防水検査は必要ですか?

仕様使途や時計オーナー次第だと思います。私としては、潜水時計(100mや200m以上の防水性能)であればもちろんのこと、日常防水(5気圧/5BAR)程度の防水時計であればさて置き、10気圧(10BAR)以上の防水時計であれば定期的な防水検査は行うようにしています。
日常生活においては、雨にかするか?手洗い時にしぶきをあびるか?程度であり、高度な防水性能を追求しないのであればただの無駄使いになってしまいます。

シュノーケリングであれば20気圧(20BAR)もあれば十分ですし、そもそも100m防水が必要なのか?と言われれば「ん~?ノーコメント」ですし、防水なんぞ必要ないだろ!と言われればそれまでです。
ただ、そこは大人の余裕・自己満足でしっかりと防水性能維持の為に、防水検査に費用を注ぎ込むのもありだと思います。(注ぎ込むと言いつつも実際には数百円から数千円程度です)

腕時計の防水検査をしないとどうなる?

防水検査をしない事がすなわち防水性能を維持できない事に直結するわけではありません。しかし、防水性能の劣化に気が付かず最終的に、検査を施していた場合と比べ「本来の防水性能」が発揮されなくなる可能性が高くなるの事は間違いがないと思います。

あくまでも確率論でありますし、普段からの使用使途や扱い方なども大きく影響してきますので 検査をしないと確実に防水性能が失われるわけではない と言うことのようです。

腕時計の防水検査は電池交換と一緒にやってしまいましょう

ここでは、過酷な状況下での使用やスキューバダイビングなどのヘビーユーザーは想定していません。そのような方々であれば最適なメンテナンス・検査を怠る事もないと思います。

あくまでも腕時計は日常生活レベルでの使用が前提であれば、防水検査はの頻度は 電池交換とあわせて行う程度 で大丈夫だと思います。
デジタル式、クロノグラフ、2針・3針など時計の種類にもよりますが、概ね2年~5年に1回程度になるかと思います。

電池交換が原因で防水性能が衰える!?

電池交換を行ってくれるお店は、実店舗やネット店舗など世の中にはたくさん存在しています。残念なことに、それら店舗の一部では防水時計の扱いについて「技術が未熟なお店」「知識はあってもいい加減な仕事をするお店」もあるので気を付けなければなりません。

「電池交換の際にパッキンを傷付けられた」なんて惨事が起こる事は絶対に避けたいです。例え傷付けられたとしてもその場で発見することはできませんので尚更に注意が必要です。

腕時計防水検査・電池交換店を選ぶ基準

一概には言えませんが、防水時計(100m超)であるにも関わらず、防水検査の説明や確認がない電池交換店は遠慮するようにしています。
ただし、時計店の方も「お客様がそこまでハードな防水性能は求めていない。ファッションとして防水時計を着装している」と決め込んでいる可能性もあるような気がします。
そこで、念のためにこちらから防水検査をお願いしてからの判断でも大丈夫だと思います。その返答が「防水検査の必要性のなさを語ったり」「必要がない」と言われるお店は絶対に避けるようにしています。

直近で利用した店舗はコチラ

ヨドバシカメラ で電池交換と防止検査をお願いしてきました。
特段ヨドバシカメラをおすすめする理由はありませんが、仕事の都合でたまたま近くで打ち合わせがあったので利用しました(電池交換予定の腕時計を3つを長期間も自動車に乗せたままになっていた)
安価時計から高級時計まで様々な腕時計の取扱い(販売・修理)しているだけあって技術的な対応に関してはしっかりしていると思います。

預けた日を含んで11日後に修理完了の電話がありました。
金額は3,240円(内電池交換2,160円)なので防水検査とパッキン交換は実質1,080円になりました。
交換・返却されたパッキンは3個(画像にある小さなパッキンと同じものがもう1個ありましたが撮影時に紛失)リューズと裏蓋のパッキンを交換したようです。

腕時計の防水検査「ルミノックス」
腕時計の防水検査の明細書
腕時計の防水検査の修理伝票

腕時計防水検査のまとめ

決して高価な修理ではありませんし、腕時計本来の性能を維持させるためにも 日常防水以上の防水性能を備えた腕時計は定期的な防水検査はした良い と思います。

安価な腕時計を使い捨て感覚でお持ちになられる方にすると電池交換や修理代は無駄に感じるかもしれませんが「エコ・リサイクル・ゴミを出さない」地球環境の為にも修理費用をかける事も検討してみてはいかがでしょうか?なんてのはきれいごとで、本心としては「今日はあの時計したかったぁ~。捨てなければ良かった」が嫌なのでけちけちと修理をしているだけです。
「修理や電池交換なんて面倒臭いし新しい時計を買った方が早い」と言われる皆様のご意見も当然ありだと思います。
それでは、内容の薄い投稿を最後までお読み頂き誠にありがとうございます。

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